昨年は3月21日くらいに巣材を運び始めたシジュウカラ。今年は約1週間遅れの27日より開始しました。内見は21日だったのですが、雨が続いたり他のシジュウカラとバトルしたりヒヨドリが連日居座ったりと、なかなか踏ん切りがつかなかったのかも知れません。結局、2つ設置した巣箱のうちエゴノキに架けた山樹庵さんの方を選びました。


嘴いっぱいに頬張った巣材(苔)を運んだ後、「コンコン」と音をたてて巣箱内で修繕を繰り返すシジュウカラ♀。昨年営巣した個体とは異なり少々神経質なようです。


「ツピツピツピツ」巣箱の中で巣づくりをしているメスに向かってオスが何度も鳴いて呼んでいます。この後飛んで行きましたが、後を追うようにメスが巣箱から飛んで行きました。このまま順調に行けば5月中旬にはヒナが巣立つことでしょう。今年も目が離せない嬉しい時期が始まりました。ヒナが誕生し無事に巣立ちますように・・

(2024年3月30日撮影)