YouTube配信もしているフクロウで有名な神社にて、ヒナが巣立ったとの一報を受け、二年振りとなる渡良瀬遊水地周辺の探鳥に行ってきました。
30人以上のギャラリーが所狭しと埋め尽くした社務所前では、ちょっとした動作ごとに、ここぞとばかりにバーダー達がシャッターを連写します。そんなカメラマンたちをものともせずに、目を開けたり瞑ったりと高みの見物です。なんだかんだで2時間くらい滞在しました。
次に向かったのは、2種目のお目当てフクロウ、トラフズクです。
もう巣立ってから結構経っているので見れないかも知れないと思っていましたが、6羽生まれたヒナのうち5羽と親鳥2羽、それと昨年生まれ?らしい1羽を見ることができました。個人的には、新川耕地で物流倉庫ができる前に見て以来なので、数年振りになります。あと1羽のヒナは見つけれらませんでしたが、5羽が同じ木のあちこちに止まっていて、寝たり動いたりと愛嬌があってとても可愛らしかったです。
次のお目当ては3種目となるアオバズクです。残念ながら、見つけられませんでしたが、その代わり可愛いフクロウのヒナに出会えました。
巣だってから10日ほど経っているそうですが、羽毛が風になびいてポワポワしていて可愛さ100倍ですね。野木神社で見たのとは異なり、より白っぽく見えるのは気のせいでしょうか。それにしても、きっと柔らかくて暖かいのでしょうね。願わくば触ってみたいです!
最後に、第2調節池で営巣中のコウノトリを見に行きました。
遠いのと強風でレンズが右に左に揺れるのとで観察するのに往生しましたが、親の給餌シーンを見ることができました。そういえば、野田の方ではどうなっているのでしょうか。気になりますね。
ということで、一日がかりのフクロウづくしツアーの幕を閉じました。アオバズクは見れなかったので2種に止まりましたが、合計で13羽も見れてとても充実した探鳥となりました。しかし、普段みる小鳥たちとは異なり、サイズが大きくてとても同じ鳥とは思えませんでした。来年は、有志観察会を企画しても面白いですね。
(2024年5月16日撮影)
(おまけ)
道の駅さかいで飛び交っていたツバメたち。そのうちの1羽が瓦屋根の上でじっとしてました。いい具合に日に当たるとブルーとレッドがとてもきれいですね。