九州に初探鳥旅行に出掛けました。第一弾は福岡県にある今津干潟です。
主として瑞梅寺川からの堆積物によって形成された泥質干潟だそうです。干潟はもちろん、周辺にはアシ原や田畑などが多く、特にクロツラヘラサギの越冬地としても有名です。
今津湾をぐるりと散策していると、早速ツクシガモに出会えました。
冬鳥として九州を中心に少数が飛来するツクシガモは、嘴が赤く頭部から首にかけて光沢のある緑黒色をしており、体は白・黒・栗色のコントラストが美しい鳥です。繁殖期になるとオスの上嘴の基部にこぶ状の突起があらわれるので雌雄の見分けがつけやすくなります。干潟の泥を逆立ち採餌している最中に、よくオオタカに狙われるそうです。逆光でしたが、比較的近くで見れてラッキーでした。
続いて、14羽のヘラサギの群れに出会いました。遠くでしたが、群れているのを見たことがなかったのでこれまた大興奮です。
空を見上げると、何羽ものミサゴたちが旋回しています。すぐ近くを飛んでいくのでかなりの迫力があります。
九州初日の探鳥で幸先の良いスタートをきることができました。早めに切り上げて宿泊場所のRVパークに向かいました。
(2023/2/1撮影)