所用のため山口県に出向いた折、近くの探鳥地である「きらら浜自然観察公園」を訪ねました。

淡水池・ヨシ原・干潟・汽水池・樹林帯 という多様な自然環境に恵まれており、野鳥だけでなく様々な生きものを観察することができます。ビジターセンター・観察展望棟などがあるため、初めてでも安心して楽しめる探鳥地です。


当施設内にはクロツラヘラサギの保護センターがあり、繁殖するために他所から借りてきたクロツラヘラサギがケージ内に何羽か居ました。さらにケージの周囲にヘラサギのデコイを設置していることで、野生のヘラサギやクロツラヘラサギもやってきており、1羽ずつ観察することができました。

絶滅 危惧ⅠB類に指定されているクロツラヘラサギは、全世界で約6,000羽しかいない希少種ですが、保護活動が功を奏し近年回復傾向にあるそうです。越冬地は主に九州や沖縄が中心となりますが、当施設では毎年見られているようです。


そして、クロツラヘラサギ同様に個人的には初見のズグロカモメです。
一見してユリカモメに似ていますが、クチバシが黒いので見分けがつきます。また、「キュッ」「ピュ」と甲高い声で鳴くので「やってきたな」と気づくことができます。越冬しに来ているため、残念ながら夏羽の真っ黒な頭部をみることはできませんが、本種は絶滅 危惧Ⅱ類に指定されていて近所では簡単に見れないので、早々に見れてラッキーでした。ゆうゆうと何度もあちこち飛び回りながら、長い間楽しませてくれました。

(2023/1/31撮影)