報告 4月20日観察会 おおたかの森水鳥の池・おおたかの森へ
午前9時、集合場所には会員19名+WEB会員6名の25名のみなさんが揃いました。週刊予報では雨を心配していましたが、暑くも寒くもない観察会には調度良い気候となりました。4月はカモなどの冬鳥が去り、夏鳥が渡来する鳥の入れ替わりの時期です。さて今日は、どんな鳥たちに会えますやら・・・
先ずは「水鳥の池」に向かいます。気持ち良さそうにウグイスが囀っています。新緑が芽生え隙間から見えたのはカルガモ。見にくいなと思いながら進むと、それでもコガモ、アオサギ、ダイサギ、空にはツバメ、イワツバメと徐々に数を増やしていきました。


反対側まで来ると見通しが開け、ハシビロガモ、オオバンなどを観察。そして何と言っても「キジのペア」、私たちの目の前をゆっくりと歩く姿は仲睦まじく、全員で楽しむことができました。



展望台付近では電線に止まるホオジロ、カワラヒワ。遠くでさえずるイソヒヨドリの声、春らしい一面を感じました。水面に浮かぶカモたち、バン、オオバン、一瞬でしたがコチドリもいましたね。


「おおたかの森」へ足を延ばします。林縁ではシジュウカラ、コゲラ、メジロなどの小鳥たちが囀ります。上空にはトビが旋回していました。

(写真提供:六甲おろし)
終点は「100年樹齢のシラカシ」です。ここから折返して駅前公園まで戻りました。鳥合わせは28種。最後まで居残るコガモはいつまで見られでしょうか。夏鳥のオオヨシキリがやってくれば賑やかになりますね。
これからが繁殖時期です。キジのヒナ、カルガモのヒナ、オオバンのヒナ、カイツブリのヒナなど、この池でどんなヒナが育つでしょうか。とても楽しみですが、生き残るのはとても大変なことです。何気ない身近な鳥の世界、ちょっと気にしてみませんか・・・
5月観察会は、有料正会員限定「渡良瀬遊水地周辺の観察」です。目指せフクロウ類!。5月4日の下見後に詳細を告知いたします。
6月15日は「野田コウノトリの里」。コウノトリのヒナ、周辺のサギ類のヒナを観察します。乞うご期待ください。
●参加者 25名
●観察した鳥 合計28種
カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、トビ、コガモ、カルガモ、ハシビロガモ、キジ、バン、オオバン、コチドリ、キジバト、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
<追伸>
六甲おろしさんより、アオサギの特ダネ記事が入りました。ご近所からの高所撮影。地上からは見えないアングルです。何と今日のアオサギさん、抱卵中です。卵がみえますね。水鳥の池は人が入れない安全地帯。安心して子育てするでしょう。アオサギさんの子育て記録、これまた、乞うご期待です!!
