2月1日(日)市外観察会(水元公園)の報告
風もなく抜けるような青空のもと、噴水広場には20名の会員の方々が集結し、約1年振りとなる水元公園観察会がスタートしました。
先ずは小合溜に沿って北上し、いつもこの辺りをねぐらとしているホシハジロやキンクロハジロ等とご対面。
遠く離れた対岸ではヒドリガモが集団で一斉に陸から飛び込んで大きな水しぶきを上げている様子や、上空ではダイサギやカワウが優雅に滑空している姿を見上げながらゆっくりと進みます。
まるで案内役のように我々の前方を進むハクセキレイやツグミの後をついて行くと、左手にはモズが見え隠れし、水辺にはハシビロガモのメスが間近で泳いでいるのも目にしました。









ガマ田では僅かに残った湿地帯でタシギを発見。目の前にいるのですが、保護色のため動いてくれなかったらとても見つけられないところでした。
オオタカの営巣地を横目で見ながらバードサンクチャリの中を進むと、小さな鳥が木の枝の中を盛んに飛び回っているところに出くわしました。なんと国内最小の鳥の一種と言われるキクイタダキです。
チッチッチッという高音の鳴き声は聞こえるものの、とにかく動きが速くて私はとてもカメラで捉えることができませんでしたが、いまさんやふーさんが厳しい条件の中でも見事に撮影してくれました。可愛らしい顔の頭頂部にチラッと見える特徴的な黄色がわかるでしょうか。




その後、観察窓からカワウの集団営巣地を眺めたり、シジュウウカラやヤマガラにも出会いながら、バードサンクチュアリを抜けて水生植物園に着くと、高木に留まっていたダイサギとコサギがお出迎え。



トイレ休憩後に今度は小合溜に沿って西へ向かうと、対岸に青く燦然と光るものを発見。本日1回目のカワセミとの出会いです。冬の陽光を浴びたコバルトブルーの背中が、遠くから見ても枯れ木の中でとても映え、参加者の皆さんから歓声があがりました。
とその時、上空をゆったりと舞うハイタカが現れ、今度は皆さん一斉に顔を上げるなど大忙し。
青空のもとmako-Gさんといまさんが撮影された写真がとても鮮明なので、これらの写真を見ながら改めてふーさんが過去に投稿された以下のフィールドノート(風に吹かれて)の内容をおさらいしてみると、ハイタカとオオタカの違いがよく分かるかと思います。
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風に吹かれて | 流山野鳥同好会





暫く進むと、今度はカワセミがこちら側の岸の目の前に佇んでいたり、オナガが何かを咥えながら群れをなして飛び回っていたりと観察会もフィナーレに向け益々慌ただしくなってきました。


最終目的地のかわせみの里に到着すると、我々がやって来るのを待っていたかのようにカワセミが鉄の杭の先端で佇んでおり、皆さん橋の欄干に寄りかかって3回目となる出会いを堪能されていました。
暫くして、池に飛び込んで魚を咥えて木の枝につかまり、どうだと言わんばかりに獲物を我々に披露したあと飛び去っていきましたが、その様子をmako-Gさんがバッチリ撮影されていましたので、ご紹介します。
こんな大きな魚だっただけに痩せ気味だったお腹もしっかりと膨らんだことでしょうね。



そんな様子を正面の茂みの中からじっと見つめていたのが、此処の主であるゴイサギの幼鳥です。少し離れた茂みの中には成鳥が数羽隠れているのも観察できました。


ここにはご紹介できませんでしたが、この他にも多種多様な野鳥が観察でき、参加された会員の皆さまは大満足の様子でした。
最後に鳥合わせの結果42種となり、久々にというか私の記憶にはないのですが、大台をついに突破。それでも水元公園にはこの日見られなかった野鳥がもっともっと豊富に生息している訳ですから、たった半日ですが水元の底知れない凄みのようなものを改めて感じた次第です。
今回参加出来なかった会員の方々もそんな水元公園で次回観察会を開催することがあれば、ぜひご参加いただき、この地の圧倒的な魅力を一緒に分かち合いましょう。
(写真:Rocky Birdさん、mako-Gさん、いまさん、ふーさん、六甲おろし)
※番外編
観察会スタート前の早朝に先乗りされたふーさんが噴水広場の南側エリアで撮影されたマヒワを番外編としてご紹介します。青空に全身の黄色が映えてとてもキレイですね。


●観察した鳥
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ゴイサギ、トビ、ハイタカ、ヒドリガモ、コガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、バン、オオバン、タシギ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 以上42種
●参加者 会員20名
◆次回観察会は
●2月15日(第3日曜日)定例会 大畔の森・水鳥の池

