報告 4月5日 葛西臨海公園

 前日の雨はすっかり上がり、今日は曇りながら気温23度の汗ばむほどの陽気です。駅前広場には15名の会員が集まりました。早速、目指すは葛西渚橋へ。人が少ないうちに見てしまおう作戦です。途中、日本庭園をゆっくり観察しましたが、さくらの咲き誇るなかメジロの声が聞こえるくらいでした。

噴水も元気な駅前広場。まだひっそりとした日本庭園。

マップ(左:東なぎさ 右:西なぎさ)。

いきなりミヤコドリが・・ 写真判定にてオオソリハシシギ。

 葛西渚橋を渡り西渚に着くと、潮の引いた砂地にいきなり数羽のミヤコドリ、ユリカモメ、ウミネコなどがいました。オレンジ色のクチバシはまさに人参色です。また少数の方が見られたと思いますが、その辺りにいた中型で褐色のシギが左へ飛んでいきました。同定できなかったのですが、なんと「いまさん」が写真を撮っていてくれました。写真判定にて「オオソリハシシギ」と判明、ありがとうございました。スッキリしました。

 西なぎさと東なぎさの間の海域から、海鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。行ってみると正体は先ほどのミヤコドリ、向こう側の東なぎさの岸で結構にぎやかに採餌をしていました。

にぎやかなミヤコドリ。長尺クチバシはホウロクシギ。 くつろぐスズガモ。

潜りっこのハジロカイツブリ。お馴染みイソシギ。

 手前の砂地で休むのはスズガモたちです。15羽ほどのハジロカイツブリはせわしなく潜りっこ、残念ながらミミカイツブリは混じっていませんでした。ホウロクシギが長いクチバシを何度も地面に突っこんでいます。チョコチョコ歩くのはイソシギ、流山でもお馴染みですね。そして割と優雅なのがカンムリカイツブリ、1羽のみ「我関せず」です。

カンムリカイツブリ。何やら3羽のサギが・・

 さて観察を切り上げ、西なぎさから渚橋を渡り鳥類園へ向かいます。鳥類園に近づいたところで何やら3羽のサギが、鳥類園から東なぎさ方面へ飛んでいきました。飛行姿はなんと本日お目当ての「クロツラヘラサギ」です。ここで会えるとは・・! でも、これはまだ序章でした。その後の昼食中に、潮の引いた東なぎさの手前に「クロツラヘラサギ」が降りたのです。おにぎりを頬張りながら、良く見える海際にみんなで入れ替わり立ち替わりの観察。3羽のサギは自慢の黒いシャモジ顔で採餌に夢中でした。周辺には夏羽のユリカモメ、チュウシャクシギも降り立っていました。

東なぎさの手前に降りた! 黒いシャモジ顔は好きですか? 

お見事、大物ゲット!!

 後ろ髪を引かれながら、鳥類園の「上の池」へ向かいます。ここは淡水池で、何故かオスが多いハシビロガモ、さらにキンクロハジロ、コガモ、オカヨシガモ、カイツブリ、杭の上ではカワウが春の陽射しに輝いていました。

オス, オス, ハシビロガモ。カワウの羽は濡れます。

 「下の池」は汽水池。ここにはシギ・チドリが入ってくるのですが、今日はコサギのみです。頭の飾り羽や目先を赤く染めた婚姻色のサギたちが、ドヤ顔を競っていました。

コサギも婚活中

 最後の鳥合わせは34種でした。なんといっても今日は「クロツラヘラサギ」でしょうね。本命をバッチリを見ることができ、快い疲労感に包まれるのでした。みなさん、お疲れさまでした。

(追伸:写真より、オオソリハシシギ、セグロカモメを確認しましたので追加します)(写真:六甲おろしさん、いまさん)

◆観察した鳥

ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、コガモ、キンクロハジロ、スズガモ、キジバト、オオバン、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ミヤコドリ、チュウシャクシギ、ホウロクシギ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、カワウ、クロツラヘラサギ、アオサギ、コサギ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、

(オオソリハシシギ、セグロカモメを追加)合計34+2=36種

◆参加者 15名

●次回は、4月19日(日)野々下水辺公園・坂川周辺 定例観察会です。(WEB会員さんも参加OKです。)

2026年4月(第313回)定例観察会のご案内 | 流山野鳥同好会

冬鳥を観察できるのはそろそろ終わりになりそうです。夏鳥のツバメはもう来ていますね。身近な地元を歩きながら楽しく鳥たちを観察しましょう。