この日はサシバ狙いで出掛けたが、1時間以上待ってもサシバは出ず。

その後、葦原で遠くにいるコヨシキリを確認したものの、近くに飛んで来そうな気配なく、証拠写真を撮って終了。セッカも頻繁には飛んで来ず、パッとしない鳥見となった。

撤収前に並んでいる電柱に猛禽でもいないかと見渡したところ、一本の電柱にハヤブサがとまっているのを発見。

撮影しながら徐々に距離を詰め、最後は30mまで接近したが、曇天の逆光でイマイチ満足なショットが撮れない。多少なりとも順光側へ回り込む手はないかなどと考えて周りを見渡し、ハヤブサから眼を離したその瞬間、ハヤブサが直下に舞い降りた。

丁度手前に背の高い葦の茂みがあって、ハヤブサはその向こうに消えたので、先が見通せるところまで戻って探したが、最早ハヤブサの姿はなかった。

2022年6月2日 水田地帯にて撮影