「手賀沼船上探鳥会」無事終了しました。
イベントを行う際に一番の心配事は、お天気と想定外の事態で参加者が来られないことです。今日は風もなく2月とは思えないほどの晴天。そして我孫子駅集合11名、現地集合4名、予定通りの15名が総ぞろいしました。最高のお膳立てとなりました。
「手賀沼船上探鳥会」は、10時30分からの1時間コース。ほぼ手賀沼を一周します。手賀沼を知り尽くした船長が、安全なコースを鳥を求めて走ります。手賀大橋から柏寄りを上沼、我孫子寄りを下沼と言い、まずは上沼へ向かいました。窓を開けてもさわやかな風が吹き抜け、心地よくエンジン音が響きました。
ミサゴが杭に止まっています。カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、そしてカイツブリ。鳥たちの生活圏に入り込みます。陸からの観察とは違い、鳥たちの息づかいを感じるようでした。
手賀大橋を下から眺め、カモたちが多い下沼へ向かいました。マガモが群れで飛び立ちます。水面に浮かぶカモの群れ。ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、そしてカルガモたち。手賀沼は水深が平均80cm程とのこと。浅瀬に入らないよう船長がギリギリのコース取りで寄っていきました。
一時間もあっという間、10分程オーバーして帰港しました。船を降りるとなんと、船溜まりの杭にカワセミが超超接近です。安全地帯と認識してか7~8m先に止まってサービス満点。鳥合わせは30種でした。今回は一味違う探鳥会を充分楽しむことができました。また企画の際は、是非ご参加ください。