報告 3月10日江戸川河口観察会(スズガモわんさか!)

 8日は降雪、9日は強風と心配だった天気は、快晴微風の最高の日和りとなりました。引き潮に誘われ、潮干狩りをする人たちもあちこちに見られます。爽やかな潮風の中で観察会はスタートしました。

 写真:RockyBird

 さて今日の主役は副題通り、スズガモです。もう北への渡りが始まっているのでしょうか。「わんさか」とはいかないまでも、まだまだ健在です。上流にはキンクロハジロが少数、そしてオナガガモ、ヒドリガモ、ホシハジロを観察しながら堤防を下流へと進みました。

 新公園「ぴあぱーく妙典」付近では、砂地に上がったミヤコドリを10羽ほど近距離で確保。ウミアイサ1羽もサービス満点でした。11時ころにはもう早弁当、ゆったりのんびりムードです。

 写真:六甲おろし

 帰路につくと、ハジロカイツブリ13羽の群れに遭遇。メスや夏羽もどきが混じり、個体差の変化を楽しみました。

 鳥合わせは24種。流山では見られないスズガモ、ウミアイサ、そしてミヤコドリをバッチリ見ることができました。今日の観察会は、量より質といったところでしたね。12時には解散の省エネモードでしたが、充分楽しむことができました。

● 参加者 8名

● 観察した鳥 24種

ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ミサゴ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、オオバン、セグロカモメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、メジロ、カシラダカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ウミアイサ、ミヤコドリ、ユリカモメ(鳥合わせ時、「ズグロカモメ?」は、写真判定により「ユリカモメ」と変更いたしました)

◆ 次回は、3月24日(第4日曜日)、利根運河・理窓公園です。季節は冬から春へ移り変わります。小鳥たちは恋の季節、ちょっとだけ のぞき見 しちゃいましょ。

報告 3月10日江戸川河口観察会(スズガモわんさか!)” に対して4件のコメントがあります。

  1. 六甲おろし より:

    お疲れさまでした。
    江戸川の河口付近は初めて訪れましたが、流山ではとても目にできない水鳥たちをこれだけ沢山観察出来たのは大きな収穫でした。

    鳥合わせ用のチェックリストにも載っていなかったウミアイサはもちろん初めて。
    鮮やかな色をしているという夏羽もぜひ見てみたいものですが、冬鳥だけに難しそうですね。

    お陰さまで今回も楽しく観察できました。有り難うございました。

  2. よっちゃん より:

    お疲れさまでした。
    流山の江戸川ではあそこまで川に近づくことができないので、今回、川岸のすぐ近くで観察できてとても楽しかったです。
    万葉集に登場する都鳥はユリカモメのことだと思っていたので、”ミヤコドリ”という名前の鳥がいると知って、驚いたり、その優雅な姿に魅入ったり。
    普段何気なく見ている景色も、近づいてみると沢山の鳥がいたり、その餌になる貝や魚がいたり(それを採る人間がいたり)するんだなぁと改めて感じました。
    ありがとうございました。

  3. Taka より:

    お疲れ様でした。
    ロードバイクでは数十回も訪れた江戸川河口付近でしたが、東葛地区以外の野鳥観察会に初めて参加し、これまでとは全く異なる景色を楽しむことが出来ました。そして普段見ることの出来ない(と言うよりも初めての)珍しい水鳥に会え、晴天にも恵まれとても素晴らしい半日でした。また出来映えには些か不満ですが、何とかコンデジデビューもする事が出来ました。今日もいろいろとお世話になり、本当にありがとうございました。

  4. Yoichi_Morita より:

    水鳥大好きです。いいですね・・・

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