報告 4月21日(日)野々下・総合公園

 雨の心配もなく、程よい天気に恵まれました。豊四季駅から、野々下水辺公園へ向かいます。今日のお目当ては、居残り冬鳥と早々の夏鳥です。

 野々下水辺公園ではハクセキレイ、セグロセキレイがせわしなく速足歩行。そしてコチドリが、お気に入りのエリアを得意のチドリ足。居残りツグミは、お別れの挨拶でしょうか。突如聞こえた大きなさえずりは、ガビチョウのようです。最近増えてきたとはいえ、ここで聞いたのは初めてでした。

 坂川ではコガモのペアが隠れんぼ。バンがここぞとばかりに姿を見せてくれました。野々下へ続く水辺ではカワセミをバッチリ、そこに一瞬現れたのがクイナ? ヒクイナ?・・不明種に未練を残し先へ進みました。その上空をサシバが旋回、この時期ならではの光景です。

 野々下では、キジのオスが順光に光り輝やき、アオジが先々に見え隠れ。ホオジロの「一筆啓上~」も力強く高らかです。
 総合公園の調整池では少数のカルガモと居残り組みのヒドリガモ、オナガガモ。マガモの群れはすでに旅立ったようです。カイツブリの元気な声が響いていました。

 カモたちが去り、懐かしいツバメやサシバが渡ってきました。いよいよ子育ての季節が始まります。

参加者  15名+会員以外 4 名=19名

観察した鳥

カイツブリ、カワウ、サシバ、ヒドリガモ、コガモ、カルガモ、オナガガモ、コジュケイ、キジ、バン、コチドリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

30種+(鳥合わせ後 エナガ)=31種となりました。<番外クイナ?+ガビチョウ>