報告 2月定例観察会 大畔の森・水鳥の池

快晴で2月とは思えない春のような暖かさの中、定例観察会が開催されました。

本日は初参加の方2名にお子様を含む22名が参加され、初石駅を出発。
キジバトのお出迎えを受け住宅街を暫く進んでいくと、最初の目的地「大畔の森」に到着です。

水辺に降りたところにある木の遊歩道で暫く観察していると高木で休んでいるノスリを発見。
参加者の皆さんが本日最初に盛り上がる中、少しすると悠々と飛んでいきました。

大畔の森の出口では木の実を食べにきたヒヨドリの群れを観察し、完成間近な「市野谷の森公園」を横目で見ながら進んで少し休憩。

ここで幹事の方からおおたかの森(市野谷の森)の歴史などについてレクチャーがあり、1992年の「流山野鳥同好会」設立の経緯についても説明がありました。
約30年前はいま立っているところが森のど真ん中だったとは、とても信じられないですね。

その後、最終目的地の「水鳥の池」に到着。
カモ類や遠くに見えるキジを眺めながら、約3分の2周したところで鳥合わせをしようとしたら、会員の方が近くに飛んできたカワセミを発見し、皆さん大興奮。
観察会最後の贈り物のようでした。

最後は池にいたはずのダイサギが、いつの間にか近くの柵の上まで我々を見送りに来てくれて解散となりました。

半日で山野の鳥と水辺の鳥を観察出来て、参加者の皆さんは「暑さ」を忘れるほど有意義で楽しいひと時になったのではないでしょうか。

また次回もよろしくお願いします。

●観察した鳥 28種
カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、ノスリ、オカヨシガモ、コガモ、カルガモ、キジ、オオバン、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒラ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス