報告10月6日松伏 緑の丘公園

 申し込みされた10名の皆さんは3台の車に分乗し、江戸川台駅から「松伏 緑の丘公園」へ向かいました。30分ほどで北側駐車場に到着です。

 公園は水辺・里山・広場ゾーンに分かれています。早速、水辺ゾーンの観察です。先着組のコガモたちは、全羽メス模様。オスたちはまだ「エクリプス」と呼ばれる換羽前の装束です。一か月も経てば男前に変身するでしょう。そしてこの池は、間もなくやって来るマガモたちの安住の越冬地となります。11月には、ハシビロガモやオカヨシガモが顔を見せ、12月にはミコアイサも訪れます。

 南側のアシやアワダチソウに囲われた一角には、ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)が見えるだけでも10羽+。成鳥も数羽・・ まさに「ゴイサギ天国」でした。さらに柳の木立ちではシジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロなど混群も飛び交っていました。

 里山ではサクラ林で、渡り途中の「エゾビタキ」をスコープの真ん中にゲット。ヒタキ特有のつぶらな瞳にメロメロです。坂を登り展望台で昼食を食べながら、眼下に「ツツドリ」を探しました。残念ながら上手いことには現れず。水辺ゾーンで、ツツドリの飛翔を確認できたのはラッキーでした。

 冬鳥たちはこれからが本番です。「松伏 緑の丘公園」は観察しやすいのでお薦めします。ひと冬、長~く楽しめます。参加された皆さん、お疲れさまでした。車を利用した観察会はいかがでしたか。ご意見を伺いご賛同いただけましたら来期も検討していきたいと思います。

 さて10月20日は「おおたかの森駅 水鳥の池」です。今回は草刈り後の整備された施設内に入りますので、ベストポジションから鳥たちを観察しましょう。ぜひご参加ください。お待ちしています。 (文:とりじい 写真:六甲おろし)

参加者 10名

観察した鳥 カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ゴイサギ、コガモ、カルガモ、オオバン、キジバト、ツツドリ、カワセミ、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、キビタキ、エゾビタキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 26種