2026年2月(第311回)定例観察会の報告
快晴、気温9度、北北西の風1m/s。
風もほとんど感じることなく、日差しのぬくもりが心地よい、絶好の観察日和となりました。橋上駅舎となった初石駅の改札前は、集合時間のAM9:00には42名の参加者でいっぱいに。久しぶりの大所帯に、「今日は鳥より人の方が多いかも?(笑)」などと心のなかで呟きながら、賑やかに観察会がスタートしました。

◆大畔の森編


まずは市街地を抜け、大畔の森を目指します。途中の西初石中学校では、シジュウカラ、メジロ、コゲラなどとさっそく出会い、移動中ながら幸先の良いスタートが切れました。あちこちから聞こえてくるシジュウカラの「ツーピ、ツーピ、ツーピ」というよく通るさえずりに、「縄張り宣言かな?それとも恋の季節のアピールかな?」と、早春の訪れを告げる森の風物詩に想像もふくらみます。
昨日の下見では姿を見せたノスリが、本日は残念ながら留守でした。暖かさに誘われて、ひと足早く食事に出かけてしまったのでしょうか。それでもヨシ原の上をアオジやシジュウカラなどの小鳥たちが飛び交い、しっかり楽しませてくれました。
森を抜けて市野谷の森に向かう途中、いちごが美味しいと評判の中村農園さんの前で立ち話。聞けば、9時開店ですぐに売り切れてしまうとのこと。GWまで営業しているそうなので、ご興味のある方はぜひご賞味ください。
いちご狩りのご案内 – 流山おおたかの完熟いちごといちご狩り
◆ 市野谷の森編


市野谷の森では、メジロ、コゲラ、シジュウカラなどの混群が姿を見せてくれました。
そんな中、「みてみて、あれ!」と六甲おろしさんのお孫さんであるSくんが、森の隙間からのぞく青空を帆翔する鳥を発見。ハイタカかオオタカのように思われましたが、距離が遠く枝もかぶっていたため、その場でははっきり同定できませんでした。複数人が今朝の森でオオタカの鳴き声を聞いたこともあり、期待が高まりましたが決め手に欠け、タカだったのか?あるいはカラスだったのか??最終的な判断には至りませんでした。とはいえ、いち早く鳥影に気づいたSくんの観察眼は見事で、中盤のハイライトとなりました。
この後に遭遇したエナガの群れの中に、リュウキュウサンショウクイがいたように見えましたが、暗くてはっきり確証は得られず・・。とりじいさんが運河で観察されているので、この地でも十分あり得ますね。今後のお楽しみといったところでしょうか。※リュウキュウサンショウクイは以下をご参照ください。

市野谷の森から水鳥の池へ移動する途中、上空をトビが舞い、ゆったりと池方面へ向かうアオサギの姿が観察できました。そして畑では、定番のハクセキレイが尾羽をフリフリしながら姿を現してくれました。
◆ 水鳥の池編






池ではカワラヒワがお出迎えし、キジの♂が悠々と散策する姿が視界に入ります。やはりキジは大きくて存在感抜群!見ごたえがありますね。さらに、この地では珍しいゴイサギも草むらに潜んでいました。
ヨシの上に佇むアオサギはまるで池の守り神のようです。池に到着当初は静かな水面でしたが、次第にカモ類はマガモ、コガモ、クイナ科はバン、オオバンなどが泳ぎだしてくれました。本日の観察会の締めくくりに相応しいハイライトとなりました。
鳥合わせでは31種と、まずまずの鳥果となりました。
今回はちびっこが6名いてとっても賑やかでしたが、そのうち小学生の男の子2名をSくんが上手にリードしてくれたおかげで、長い道のりにもかかわらず最後まで元気いっぱい、とても頼もしく感じたのは言うまでもありません。
鳥合わせに向かう途中、Sくんに今後の観察会リーダーやってみる?と打診したところ、「隊長(※私です)と一緒ならばいいよ」と快諾してくれました~(笑)。同好会最年少リーダーの誕生の日も近そうです。Sくんの仕切る観察会、今から楽しみで仕方ありません!
【観察した鳥】アオサギ、ゴイサギ、トビ、ハイタカSP(未同定)、ノスリ、コガモ、マガモ、キジ、バン、オオバン、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス 合計31種
(追伸)
B斑・C斑の皆さまと接する機会が少なく、A斑よりのレポートになってしまいました。もし、なにかトピックスがありましたら、ぜひコメント欄にてお知らせください!
◆次回のご案内
次回の市内定例観察会は、3月15日です。詳細は、以下をご覧ください。
皆さま、本日はお疲れさまでした!
