9月定例観察会(利根運河・新川耕地)の報告

 曇ってはいるのですが、まだまだ蒸し暑い夏日です。利根運河にはカルガモ、ダイサギがいました。冬鳥のオオバンやヒドリガモたちが見られるのは、もう少し後のようです。運河は夏草が茂っていてなかなか水路が見えません。アオサギがたたずみ、ホオジロの声を聴きながら江戸川方面へ進みました。

 におどり公園の桜並木でのツツドリを期待しましたが、残念ながら見る事はできませんでした。代わりにエナガ、シジュウカラなどの混群があらわれ、木々の間を飛び交っていました。

 運河土手をさらに進むと、ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)がここにも、あそこにもと出てきました。この近辺に10羽くらいはいるようです。それもホシゴイのみで成鳥が1羽もいないのが不思議でした。土手の上から新川耕地を見下ろすと、水田では稲刈りが始まり、夏日の中にも秋の気配が近づいているのでした。

 におどり公園にもどり、鳥合わせは21種。前日の下見ではコガモ、イソシギ、オオバンが見られたのですが今日は隠れていたようです。バードウォッチングは秋からが本番、冬鳥たちと出会えるのももうすぐですね。

参加者 17名

観察した鳥 

カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、ゴイサギ、カルガモ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

21種+(鳥合わせ後 カワセミ、コサギを確認)=23種となりました。