ついに年内最後の定例観察会となる水元公園が、来週12月15日(日)に開催されます。下見に行ってきましたのでご報告します。
園内の樹々が色づく中、レンガ色に紅葉したメタセコイアがひときわ目立ち青空に映えていました。この公園は、野鳥のみならず自然散策をしたりバーベキューをしたり等、休日を楽しむ上でかなりレベルの高い公園だと思います。気温は10℃以下だと思われますが、清々しい気分の中で探鳥をスタートしました。
まずは小合溜から水鳥を中心に観察を開始です。ここの水鳥たちは、人慣れしているのか結構近くで見れるのが特徴です。
- カイツブリは採餌している個体が多く直ぐに潜って見えなくなってしまいます。
- 数羽いたカンムリカイツブリはかなり近くまで寄ってきてくれました。
- 数はまばらでしたがホシハジロが数羽いました。
- 大体ホシハジロと一緒にいるキンクロハジロ。数十羽が群れていました。
- もう名物でしょうか?ヒドリガモが陸に上がって草を食べています。水元では至近距離でみてても逃げません。
- こちらも水元のあちこちで見かけるオオバン。至近距離で観察ができる野鳥の一つです。
- ユリカモメの群れに1羽だけいたセグロカモメ。大きいので存在感がありました。
- 足環つきのユリカモメ。Sと書いてあるように見えますがどこから来たのかな?
水辺ゾーンを見つつバードサンクチュアリを経由してかわせみの里まで行きました。
- ミミズらしき獲物をゲットするダイサギ。遠くのコサギも採餌していました。
- 忙しなく採餌していたハクセキレイ。やはり逃げません。
- 園内の池でカルガモとともにのんびりしていたオカヨシガモ。
- 人の気配に気づき、橋の上から飛び立とうとするアオサギ。
- カラの混群に1羽混ざっていたコゲラ。一瞬、目が合ったような気がしました。
- 同じ混群の中にいたシジュウカラ。咥えているのは種でしょうか。
- 魚?のような、なにかを夢中に啄むハシボソガラス。
- ずっと寝ていましたが一瞬目を開けたゴイサギ(ホシゴイ)
その他、カワラヒワ、メジロ、カルガモ、カワウ、アオジ、ハシブトガラス、カワセミ、ウグイス、モズ、ヒヨドリ、コガモ、ジョウビタキ、キジバト、シロハラ、アカハラ、スズメ、ムクドリ、シメと合計で34種を観察しました。
現地にいたバーダーにお聞きしたところ、フクロウが居るとの事でしたが見つけらず残念でした。さてさて1週間後、どのような鳥が新たに入っているか楽しみですね~。参加者みなで力を合わせて一つでも多くの鳥を見つけて楽しみましょう!
(追伸)
お弁当はなしとしていますが、時間のある方はご持参をお勧めします。鳥合わせして解散後となりますが、晴れていれば、沢山あるベンチに座ったり芝生広場でシートを出したりして食べるご飯は格別で、とても気持ち良いひと時を過ごせることでしょう。
(2024年12月7日撮影)